「常念坊」の雪形 北アに出現しました
北アルプス常念岳に「常念坊」の雪形が出現しました。
五月晴れの中、山肌にくっきりと浮かび上がった袈裟姿で
徳利を持つ僧侶の姿を背景に、
松本市内の農家の方々が作業に励んでいます。
田起こしの時期を告げる合図として
親しまれてきた「雪形」は先人の知恵。
季節を感じますね。
松本の四季
北アルプス常念岳に「常念坊」の雪形が出現しました。
五月晴れの中、山肌にくっきりと浮かび上がった袈裟姿で
徳利を持つ僧侶の姿を背景に、
松本市内の農家の方々が作業に励んでいます。
田起こしの時期を告げる合図として
親しまれてきた「雪形」は先人の知恵。
季節を感じますね。
すっかり陽気もよくなって、八重桜に合わせるように
浅間温泉近くの「りんご農家」のリンゴの花も開きはじめました。
リンゴの花は淡いピンクの五弁花で、
一つの芽から五つの花を咲かせます。ほのかに甘い香りを漂わせて、
何とも優しい女性的な花と言えるでしょう。
りんごの花は短く、開花して2〜3日で散ってしまいます。
開花後に結実すると、5個ほどの可愛らしい実が出来て来ます。
また、りんごの花言葉は「選ばれた恋」だとか。
松本は20日夜から雪が降り、
21日朝に約4センチほど積雪を観測しました。
長野地方気象台によると、長野での積雪は統計を取り始めた
1961年以降で最も遅いとのこと。
松本城では雪をかむった桜とカラス城とのコントラストが見事で、
季節外れの雪に多くの観光客が歓声を上げていました。
約300本のソメイヨシノや八重桜が
お城とお壕を取り囲んで咲く「松本城の桜」。
雪が残る北アルプスを背景にお花見を楽しんだり、
夜はライトアップされ賑やかな宴が開かれました。
見事な桜並木と光がつくりだす美しい回廊に
今年も楽しませてもらいました。
昨年は梅と桜、両方が楽しめた、松本城。
数日前最高気温が22度以上になるなど、
各地で4月上旬から6月上旬並みの陽気に。
松本城公園では、穏やかな日差しを受けて
梅の枝のあちこちで花が開き、すっかり春の装いに。
訪れた人は、写真を撮ったりくつろいだり。
梅の花が一気に咲き、桜のつぼみも大きくなってきました。
松本市のお隣り、安曇野市。残雪の北アルプスを背に、
春を待ちかねた農家の方は田に出て身体を動かしています。
日本一大きいと言われるわワサビ農場もあるほど、
安曇野はワサビの生産が盛んです。ワサビは葉や茎、
花までも食することができます。このところの陽気で、
白く可憐なワサビの花も咲き始めています。
GWは、松本〜安曇野への信州の旅行の計画をお薦めします。
浅間温泉から車で約30分、松本市の北部の四賀地区の
「福寿草まつり」は、自然の土手に自生したかたちで
数十万株の花が見られるのでおすすめです。
枯れ葉の中から顔をのぞかせる姿は、
待ちわびた春が来るうれしさとあいまって感動的で、
アマテュア写真家にも人気があります。
福寿草祭りの期間は、物販、豚汁のサービス、
地元の太鼓の演奏、フォトコンテストなども行われます。
満開は今週末頃でしょうか。
ポカポカ春の日差しには程遠いですが、
浅間温泉近くの農家の方々はリンゴなど果樹の剪定…、
すこしづつ農作業が始まっています。
今年、美味しいりんごを作るために、いらない枝を切り、
必要な枝をより充実させるための作業、それが「剪定」です。
りんご栽培の中で一番技術が必要な作業です。
ここ2、3日高気圧に覆われ、信州松本は穏やかに晴れています。
最高気温も2月下旬から3月中旬並みです。
全国的に雪の多い今年の冬ですが、
ここ浅間温泉では穏やかな冬を過ごしています。
陽当たりの良いあぜ道にはフキノトウがひとつふたつと顔を出し、
中には花が咲きそうなものまでも。
春はまだ先ですが確実に近づいていますね。
昨日は「国宝松本城 氷彫フェスティバル」が
松本城で盛大に開催されました。
氷彫フェスティバルは長野県内外から十数組の
氷彫刻家の職人たちが、寒い中、夜を徹して
氷で彫刻を制作して腕を競います。
制作された氷の彫刻は、松本城をバックに屋外で展示され、
多くの市民や観光客を魅了しました。